縄文叙事詩ホツマツタヱ

検証ほつまつたゑの編集長とらさんがリリース

2024-03-09から1日間の記事一覧

【ホツマの論点】 モモソ姫が突いたホトは何処のホト? <126号 令和5年4月>

本誌124号で書いた「トホコ(斗矛)の元はホト&ホコ」にはかなりの反響があり、ホツマツタヱの根底に流れる女性尊重の思想に多くの方々の関心を頂きました。イサナギとイサナミが伝授した「斗矛の教え」は、「慈愛と武断」だけを意味するのではなく、「陰陽…

【ホツマの論点】 アマテル大神の性自認 <127号 令和5年6月>

神代文字で記された古代文献は我が国に複数ありますが、ヲシテ文献がその他の雑多な古文書と一線を画するひとつの特徴は、「アマテル大神が男性神」であることです。ウリフ姫を含むと十三妃を局に入れたアマテルは、歴然とした男性神ですが、記紀もその「性…

【ホツマの論点】 オシヒトご学友とヒタカミ国 <128号 令和5年8月>

アマテル大御神の世嗣子であるオシホミミ(オシヒト)は、イサナギに預けられて帝王教育をほどこされます。これは、アマテル自身が、外祖父であるトヨケ大神に預けられたことに倣った教育方針と思われます。イサナギの崩御後は、オモイカネとワカ姫が後見人…

【ホツマの論点】 ヱビス神とシオニズム <129号 令和5年10月>

日本人はヱビス神がことのほか大好きで、ヱビスは、神像の彫り物でもダイコクとともにダントツの人気です。記紀の記述ではダイコクとヱビスは親子とされ、どちらもふくよかな笑顔で庶民に財運豊穣豊漁をもたらす福の神。しかしながら、ホツマツタヱを知る私…

【ホツマの論点】 真名と仮名 ヲシテ文字が誠の真名か <130号 令和5年12月>

ひら仮名とカタ仮名は馴染みがありますが、「真名」をご存じでしょうか。真名とは、一般的にはシナ伝来の漢字のことをいいます。 【真名(まな、まんな)】日本の古風な表現において、仮名と対義する漢字の呼称。原義は仮の文字(仮名)に対する「正式の文字…

【ホツマの論点】 五百(ゐも)継ぎ真榊の問題点 <131号 令和6年2月号>

天神四代のウビチニとスビチは、男女神となった初の神さまです。劃期をなす神さまであるわけですが、暦の面でも特筆する出来事があります。「五百(ゐも)継ぎ真榊」と伝承される「記念すべき暦の樹の植え替え」がウビチニ治世に行われました。千枝で「サク…

縄文叙事詩『ほつまつたゑ』の研究同人誌編集長のとらさんです♡

研究同人誌『検証ほつまつたゑ』は、縄文叙事詩ホツマツタヱを愛してやまない仲間で創る隔月刊行物です。 創刊23年目を迎えますが、とらさんは三代目の編集長です。ほつま初心者に人気の『はじめてのホツマツタヱ』(天・地・人の三巻 かざひの文庫)は、と…