縄文叙事詩ホツマツタヱ

検証ほつまつたゑの編集長とらさんがリリース

【ホツマの論点】 ホツマツタヱ再発見50年記念プロジェクト完了 <88号 平成28年12月>

 松本善之助翁による『奇跡の昭和再発見』から五十年。本誌編集部では、その節目となる本年を「ホツマツタヱ研究と普及の飛躍年」にすべく企画準備に邁進してきました。

 本誌創刊号からの連載である今村聰夫氏の現代訳をさらに初心者向けに書き下ろしていただき三部作で刊行する出版事業、平成28年10月11日に日比谷で開催した日本記者クラブにおける「記念フォーラム」、そして11月19日20日にホツマの聖地・近江高島で開催した「縄文ロマンの集い」は、まさにその三本柱でした。それぞれ多くの外部研究者、各地研究会、愛好者ボランティアに支えられて、ご理解とご支援をいただき望外の成果を得ることが出来ました。大変有り難く深く感謝申し上げます。

 今村氏の『はじめてのホツマツタヱ』は、刊行直後から好評で、アマゾンでは三部作同時に「日本古代史部門でベストセラー1位2位3位独占」という快挙も成し遂げました。同時に、同じタイミングで本誌寄稿者である盛岡ほつまの会顧問・千葉富三氏の『真実の日本建国史』三部作も刊行され、書店は俄に「ホツマ関連本」出版ブームといった様相となり、誠に慶賀の至りであります。

 日本記者クラブの「記念フォーラム」は、二百人近い来場者を集め、ホツマツタヱの最新研究成果を多角的に提示し、また、初心者にもわかりやすい短編スライドの制作も、当初計画通り完成しました。会場では、井保勇之進の子孫と小笠原通當の子孫が初めて顔を合わせるという歴史的出会いもありました。

 総仕上げとして開催された髙島での記念集会。地元市民百名を含む二百三十余名の参加者が結集した集いでは、全国の研究者、愛好者の明るい笑顔が見られました。藤樹記念館に保管される『和仁估安聰写本』をはじめ、野々村直大氏所有の関連書文献も原本展示(一般公開は本邦初)もお披露目され、その歴史の重みに来場者は息をのんで見入っていました。松本翁の同志ともいえる名古屋研究会の皿井寿子女史が最長老格ながら壮健そのものの身のこなしでご参加下さりご発言いただいたことは、なかでも印象的でした。

 タカシマの集会最後に決議された「大会宣言と言挙詩」(本号に掲載)は、今後のホツマ研究ならびに普及のひとつの方向を指し示すものとなるでしょう。

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平成28年は、松本善之助翁によるホツマツタヱ再発見からちょうど50年となる記念の歳でした。ホツマ出版会では、全国のホツマツタヱ愛好者に呼びかけて、東京での記者発表会と聖地高島での記念フォーラムを組織して開催しました。

小誌に連載されていた今村聰夫氏の現代訳が三部作となってAmazonのベストセラーを独占し、寄稿者の千葉富三氏の三部作も刊行されました。書店にホツマが花咲いた年だったのです。

 

 

 

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