縄文叙事詩ホツマツタヱ

検証ほつまつたゑの編集長とらさんがリリース

【ホツマの論点】チャイナ・ウイルスは、21世紀のハタレ騒乱か? <108号 令和2年4月>

 崇神朝を揺るがした疫病の蔓延は、三年越しに国土と民を疲弊させました。イソニヱ(ミマキ イリヒコ=崇神天皇)は、神託によりオオタタネコを見いだし、ヲヲモノヌシ神を祭祀させ、ヲヲクニタマ神の祭祀も再興させて、乱れた世の中をようやく立て直すことが出来たのです。ですが、安堵もつかの間、数年後に親族による叛乱という危機に相対します。制圧は出来ても、叛乱の鎮圧は新たな叛乱の種を産み落としかねません。

 この時代は、アマテル大御神の健在中におけるハタレ騒乱の再来とも云うべき国家的危機でした。どちらも、高天(朝廷)における男女の不倫、そこから生じる妬みや嘲りがどす黒く渦を巻くなかで、発現しました。共通する悪循環が観察されます。「平和と成熟」→「慢心と不倫」→「嫉妬と不平」→「権威のゆらぎ」という負の渦巻きです。実は、天神六代のオモタル・カシコネ治世における世情不安も(六代においては不倫ではなく不妊が原因ですが)やはり男女問題が引き金になり生じていると観ることが出来ます。

 令和の御世を揺るがす世界的疫病危機は、果たして、何を予言しているのでしょうか。

 チャイナ・ウイルスは、『カ国』(トホカミヱヒタメの「カ」が治した)の古都、武漢に発現しました。ウイルスの組成は人為的とも疑われ、初期患者症例の隠蔽は、爆発的な世界拡散の誘因となりました。現在この国を専制独裁する中共は、チベットウイグルを蹂躙し、おぞましい民族「浄化」を強行しています。男性を悉く無力化させ、女性を性奴隷化する鬼畜のふるまいは、既にナチスホロコーストさえ陳腐化する地獄絵図。家族を解体する「究極の不倫」で中共は隣国を席巻していると筆者は看做しています。

 「成長が慢心を肥大させ、嫉妬が暴虐を助長する」狂気のなかでこのチャイナ・ウイルスは産み落とされ、世界中の文明と文化を破壊せんとしているかのように見えます。賢臣オモイカネが現代に甦ったら、いかなる「手立て」を提案して下さることでしょうか。「和らぎ」は有効なのでしょうか。流れを変える厄祓い秘歌「サツサツヅ歌」は、誰が、どのように、詠み示して下さるのでしょうか。ラグビー世界カップで「ワンチーム」を実感した私たちですが、今こそ、自身の「こころの持ち方」が試されています。

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令和6年の現在では、チャイナの地崩れ的な凋落を予測する人は少なくないけれども、令和2年の春のこの時点では、彼国はイケイケの状態でした。

共産主義グローバリズムの重要な共通点は、家族解体と性差否定にあるとわたしは観ています。ウクライナでの戦争ではロシアとシナはワンチームに見えていますが、本質的にはシナ中共は、ロシアよりもグローバリズムと親近です。

アマテル大御神が「いせのみち」を何よりも大切になさったのは、もしかしたら令和時代への予言であったのかも知れません。

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ところで、とある陰謀論懐疑派のYouTuberさんが、ホツマツタヱについて、観測気球をあげています。コメント欄には、どんな意見が寄せられていくのでしょうか?