縄文叙事詩ホツマツタヱ

検証ほつまつたゑの編集長とらさんがリリース

駒形一登 全仕事 0011

花とミツバチ

「あわす」と「やわす」     2014-01-28 14:03

『あわす』と『やわす』の用例に当ってみた。

その結果、語源的には同根と思われるが、
『あわす』は表面的な「合わせ・一致・合致」の意に使う場合が多いに対し、
『やわす』は「深層/核心レベルでの融合」、またそれによる「中和・調整・緩和」の意を表す場合が多いみたいだ。

【ホツマ3書中での『あわす』と『やわす』の用例】
 
みかさふみ ほつまつたえと わりうるり あわすことくの こころなり ホ序
おもえらく はしかけなくて むすふやは ホ1
めもとあり をかみのなりて あまるもの あわせてみこお うまんとて ホ3
わなにやし うましをとこに あひきとそ やわしてあわお ゑなとして ホ3
ゐみなには たらによつきに なとのりと あわせよつなり ホ4
あめのみちゑて ひとくさの なけきおやわす かみあらす ホ4
かんさひのこの あめおしひ めあわせすけか あにとなし ホ7
あめかした やわしてめくる ひつきこそ ホ7
みかつちも いさおしあわせ うたしむる ホ8
ことなふたもつ くしひるそ たたやわらきお てたてなり ホ8
やくもうち ことのかなてお さつかりて うたにあわせる いなたひめ ホ9
いつおあらはす もののへの なんたやわらに もとすより ホ10
またやゑかきは つにあつけ あらかみあらは めくみやわせと ホ11
そさのをは ひかわにあひる これつよし きみはやさしく やわらかに ホ13
もとつかみ そのたえもりか たねくたし ものとたましゐ ゆひやわす ホ14
おひはゐわみの かためなり をはしたあわせ めはうえそ ホ16
たかはかり ほかせはにみつ よつにわけ うつほのひとつ つきあわせ ホ17
このみつお あわすかかみの やはやしろ たはたみおたす ホ17
よこしまか たておもちけて とこやみの なんたやわして ややしつむ ホ17
ぬすひとの みつめにしるる つちいかん かみはやわして みことのり ホ17
むまのあしとり いきすあひ あわすかなめの のりのりそ ホ19-1
こしすえのりて やわやわと むまのあしとり いきすあひ ホ19-1
むのをして のきよりむねに ておあわす ホ21
いまこれお あわせてみちの かみをさむ ホ23
ふたたみの あらそいあれは とみやりて やわしさはきて ホ24
ははよりなきさ たけうかや ふきあわせすの なおたまふ ホ26
のちにたまより かみとなる かあひにあわせ みをやかみ ホ27
わさはひあるも しなかゑて ふせきはらえは やわらきて ホ28
みかかみお たまえはわれら たのとみそ わかこらやわせ ホ28
くさえさか たたかひあわす ゐつせみこ ひちおうたれて ホ29
あめつちまつり のちうたん うかしかつけも ゆめあわせ ホ29
ものぬしと なかとみあわせ なおりかみ ホ31
やわなきお おつてといえは みこもさる ことめかつくる ホ31
いまやまさわの ゑあわせは わりふたあわす よきしるし ホ32
きみこれに ゆめあわせして ふれもとむ ホ33
とりあわせたちはなのあや ホ37
ここにすへらき たけうちと かたりあわせて ホ39
このうたつつき かそえもの おりあわせめに けりもあり ホ39
みつはうたたに よつあわせ ゐつはたたこと むつはつれ ホ39
うましあしかい ひこちかみ あわせまつれは なもたかま ミ6
つさにいなさの はつひより ふうおやわせて おけらたき ミ7
きさらきは めをほほやわし きさしおふ たねかしまつる ミ7
きさらきの なかよりみうお めにやわせ ひとくさそたつ ミ7
はのふめもりて あふみまつ ふめにやわして かせとなす ミ7
むねおかつらに ゆひあわせ かやふきすみて このみはむ ミ8
ほはきねにすむ ふためかみ あふつきふめお あにやわし ミ9
ここにめかみの やわしうた なさけあわせて わなにやし ミ10
あひきとは まけてやわしの みやひなり ミ10
あむとやわしと なかれきの ふつくにちなむ ミ10
あめのやわしは それならず うゐのあわねは なりはゐお おしすくるなり ミ10
にふのかみ あめのおしゑに ややさめて やわしわらはす ミ10
めはくにの つきとみやひお あみやわせ ゐみちあらはす ミ10
おほふうれしさ またあらし たかえあわせし ゑみすかほ ミ11
たまのをお ふくみふらせて なからゑお むすひやわせは フ序
あのなわの みちもゐもせの なかうとも つよきもやわす あなわなりけり フ16
いのいさの ことにやわらく ならわせや うなひこのふゑ もゐなさふくらん フ31
ふのきにの あらそうとみの ことわりお やわせはたみの ふゆそきにける フ35
ふのゐさめ あらかねわけて ねりきたえ かまもつるきも かそえやわらく フ47
ものはらの ほこにもとつき やわらきて よこもすなほに なかれゆくなり フ66
ものゆんに はたれやふれは ことのねの やわしもゆんそ たうとかりける フ77
しおえては をきなかあみに けゐのかみ あにしらひけも ちゑてやわなり フ119

@gejirin1 Twitter 2014/01/24

+++++++++++++++++++++++

うた

2014-01-28 14:14

和歌などは普通の文に比べて説明が少ない。これがいい。読み手は暗号やパズルを解くように一語一語に集中する。また読み手によって理解が違う。作者の真意はわかる人にはわかるが、わからん人にはわからん。これもいい。わからん人の誤解を気にせず本音が言える。また美しい五七リズムは辛辣もやわす。

初めて読んだ時の理解は、二回目、三回目では変わってくる。人に合わせて言葉は進化する。はじめはわからん人も、遂には真意を理解し得る。そして歌ならば心に留まりやすい。
 
ももちこころみ はるかなる おくのかみちえ まさにいるへし


@gejirin1 Twitter 2014/01/26

+++++++++++++++++++++++

一二三     2014-01-28 14:12

洋の東西を問わず「一」は「起り・始まり」を意味する。おもしろいことに「一」は「すべて」でもある。他に何もないのだから。one = all = whole である。だからallは単数形扱いだ。陽陰に分れる前のミヲヤは「一」であり、同時に「すべて」であった。

英語の「one」は、仏語では「un」伊語では「uno」。「one」は「an (冠詞)」や「uni」にも転じる。
頭音に注目すると「ワ」音が「ウ・ア・ユ」音に変化しているわけだ。
これらを二号は変態と呼んでいるが、早い話が訛りだ。同様の訛りは当然ヤマト言葉にもあると考えるべきだ。

ミヲヤは自らを分けた。「ニ」の誕生だ。「ニ」は「分かれ・対・ペア」また「陽陰・男女・父母」の発生を意味する。「一」を父と見た場合には「ニ」は母を意味する。「陽陰」は「1なるものの2相」であって、単独では意味を成さない。また自然界には通常存在しない。単極の磁石は造れないのだ。

「two」は伊語では「due」仏語では「duex」で、「トゥ」は「ドゥ・デュ」に訛る。どちらが元かはわからんが。また「duo」「double」「twin」「twelve」「twenty」などの語を作る。そしてまた「対する・匹敵する」という意味から「to (前置詞)」が生まれる。

陽陰に分かれたミヲヤは「あひ (合・愛)」「やわし (和し)」を実地に経験できるようになった。陽陰をふたたび一つに和してみると、なんと別のものが分れ出た。「三」の誕生であった。1+2=3。 父+母=子。陽+陰=人。「三」は「融合・調和」、「派生・発生」、「化け・繁栄」を意味する。

「three」は、伊語では「tre」仏語では「trois」だが、「tri」「thri」「thir」などにも変化する。「tres bien (素晴らし)」「triple」「tree」「thrive (繁栄)」「thirty」などの語をつくる。「躍動・繁栄・すごい」の意の語が多い。

ミヲヤは純真無垢にして、自分が何者かも知らぬ無知の存在であった。自分を知るために、そのモノサシを得るために陽陰に分かれ、無数の子に分かれた。無数の子の経験がミヲヤの知となる。この世・あの世に存在するすべての意識を和す時、再び統一体のミヲヤとならんが、はたしてミヲヤはその時を待ち望んでいるのだろうか。

@gejirin1 Twitter 2014/01/25

うけすてめ つのがあらしと
あめひぼこ やまとはまめに
うちとをわけず

おのかほし たたそれのみに
まつりこと えらみてなそほ
いまたきつかす

とのみちか とほれはこその
やまとくに やわなきくにに
やさかあるまし

やわすとは おのれとよそお
わけぬさま うわへのやわは
そのさかおゆく

+++++++++++++++++++++++

 ホツマツタヱの重要語である「あわす」「やわす」を、駒さんがホツマ全文から抜き出し、その意味の違いを考えています。
 ウタは、短く、無駄がなく、断定的なのですが、その意味は重層的で、かみしめるほど青の味わいがましてきます。駒さんは、ホツマの原文を何度も何度もかみしめて、断片的なその言葉の意味を肉付け、彩色し、香りが立つまで味わっているようです。
 「あわす」「やわす」の根底にメヲつまり陰陽原理があって、「一二三」の数詞にもその哲学が埋め込まれていると駒さんは指摘します。洋の東西を問わず、宇宙誌、生命誌、人類誌に、それが刻まれていることを観取しているのです。
 
やわすとは おのれとよそお
わけぬさま うわへのやわは
そのさかおゆく

+++++++++++++++++++++++

ホツマファン「待望?」のシリーズ第二弾 ↑
簡潔にワクワクするカタチで表現していますが、昨日とらさんが懸念していたとおりの「すり替え」の予兆が既に発揮されています。それは、「秦氏がこのホツマ伝承のストーリーテーラーかも知れない」という「伏線おき」です。
 とらさんは、秦氏こそ、ホツマを隠した主力勢力だと考えています。てことー