縄文叙事詩ホツマツタヱ

検証ほつまつたゑの編集長とらさんがリリース

【ホツマの論点】 ホツマの漢訳想定が読解の鍵 <134号 令和6年8月>

 ミチノクの孤高の賢者・千葉富三先生が亡くなられてこの秋には四年となります。筆者がホツマ研究の金字塔三部作として高く評価してホツマ愛読者におすすめするのが、『甦る古代』シリーズ。その完結編といえるのが、『甦る古代 日本の原典 秀真伝』(明窓出版社)なのですが、この完結編で、千葉先生はホツマツタヱに記録される古代歌謡を取り上げ、それに対応すると思われる記紀の歌謡と比較して、その誤訳、曲解の謎を解明されました。大和言葉に精通しない帰化人が、「ヲシテ原本ホツマツタヱ」の漢訳を行い、漢訳された「漢訳ホツマツタヱ」を元資料としてまた別の帰化人達が記紀を編纂した、そんな古事記日本書紀の成立過程が、千葉先生の謎解きによって明らかになってきたのです。

 例えば、古代大和国の美称と理解されてきた「まほろば」が、ヲシテ原文「国のマホ(真秀) また棚引くは」ホ38の「まほ また」の区切りを錯誤した「ギナタ読み」に拠ると千葉先生は見抜かれました。ヲシテ原文「ただ皇子思え」を「畳(たたみ)薦(こも)」と誤漢訳していることなど、大量の誤訳、曲解を指摘されています。

 本誌にホツマツタヱ現代訳を連載中の清藤直樹先生は、22綾「奥津彦ヒミツの祓ひ」祝詞の最後にある「焚き火も清く 水清く 御竈清く みな清く ひみつ(火水土)のつの タカラヲ(緒)の みなければ 潔く」の漢訳から『三宝荒神』という日本独特の神格が生まれたのではないかと指摘されています。

 アマテル大御神が女神とされるのも「大日孁貴(オヒヒルメノムチ)」という漢字表記がその根拠の一つです。ですが、これはホツマだけが伝える大御神の自称「ウヒルギ(大日霊杵の意味)」を意図的に改竄・誤漢訳したことがそもそもの始まりなのです。

 このように、ホツマと記紀の三書を比較すると、その誤訳や改竄の原因が、稚拙な(あるいは一部では意図的な)原文漢訳にあることが次々と解明されていきます。

 けれども、逆に言えば、記紀などに残された難語や不可解な文脈が、ヒントとなって、歴史の真実が明らかになる場合が往々にしてあり得るともいえるのです。

 そんな歴史の謎解きを、また別の角度から、本号巻頭掲載「雅楽に残る痕跡」でお楽しみ下さい。(峰虎)

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 「まほろば」という言葉は、大人気です。日本の古典に親しみ、万葉の風流を愛する人は、楽園や理想郷を表す古語として「まほろば」を理解し愛しているようです。大和」を自治体名に持つ日本全国の12市町村による交流事業として、まほろば連邦なるものがつくられ、まほろば列車が走り、ホテルや道の駅や公園や博物館にまほろばの名が付けられ、楽曲やアニメにも「まほろば」大賑わいです。
 でも、そんな「まほろば」が、単なる「読み取りミス」から生まれた言葉と知ったら、如何でしょう。
 「倭(やまと)は 国のまほろば たたなづく 青垣 山隠(やまこも)れる 倭しうるはし」という神話歌謡は、景行天皇が西征のさなかに歌われた長歌を、ぶつ切りした歌だったと知ると、万葉学者さんたちは、きっと苦虫かみつぶした表情となるでしょう。

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この歌は ↑ 嫌いではないですよ、、、

これは、最後までは視聴出来ん。頭が痛くなる、、、